« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

2016年11月

商船三井フェリー 「さんふらわあふらの」(その3)

(注)
こちらで紹介している「さんふらわあふらの」は、平成29年5月に引退した旧船のほうです。新造船のほうは別記事で紹介していますのでそちらをご覧下さい。


外部甲板。

Img_5426b

航行中も外部甲板へ出ることができます。
船体の錆が目立ちました。来年更新されるのであまり手がかけられていないとか...。

Img_5427b

Img_5424b

外部甲板への唯一の出入口が灰皿の置かれた喫煙場所となっていました。
喫煙者がいるとそこを通らないと外に出られず、タバコを吸わない人にとっては非常に迷惑。
喫煙所は別に設けられているので、灰皿を撤去する、迷惑にならない場所に移動する等改善してもらいたいです。


客室は、雑魚寝スタイルの「エコノミールーム」、各自ベットが割り当てられる「カジュアルルーム」、個室の「スタンダードルーム」「デラックスルーム」「スイートルーム」の5種類があります。

今回利用したのはスタンダードルーム。
定員4人の和洋室で2段ベット2つと窓際にテーブルと座布団が敷かれたくつろぎスペースがあります。

Img_5392

手前のドア近くにはクローゼット、反対側に洗面台。

Img_5394b

Img_5393b

トイレはないため、外の共用トイレを利用することになります。
最近はこのクラスの部屋にもトイレが備わっているものが増えていますが、古い船なので仕方ありません。

1ランク上のデラックスルームやスイートルームになると、これにユニットバスや冷蔵庫といった設備が追加されます。

各個室には、浴衣やタオル、歯磨きセット等が備え付けられているので、財布さえあれば到着まで過ごすことは可能です。

ベッドの枕元には、蛍光灯と電源コンセントがあり、ベッドごとに遮光カーテンが付いているのでグループ利用でもある程度のプライバシーが確保できます。

Img_5455b

室内の温度調整は、壁の操作パネルと天井の吹き出し口の開度を調整するのですが...

Img_5456b

「暖房が暑すぎるときは吹き出し口の開度を絞って下さい」「冷房が効きすぎるときは吹き出し口の開度を絞って下さい」との説明書き。
寒くて暖房を効かせたいとき、暑くて冷房を効かせたいときはどうしようもないということですね。(笑)

Img_5457b

乗船したのは9月上旬でしたが、冷房を最も効かせる設定をしていたのに暑く感じました。
古い船だからということはないと思うのですが...空調の効きが悪かったですね。
気温の高い時期に乗るときには、痛みやすい食料品は持ち込みはやめたほうが良いでしょう。


全体として、パブリックスペースが船の中央にあって、それを取り囲むように船の両脇に個室が配置されているため、船内がやや暗く、閉鎖感があります。
最上階にラウンジがあるものの、同じ夕方便の「さんふらわあさっぽろ」と比べてもくつろげる場所がやや少なめ。

商船三井フェリー夕方便の「さんふらわあさっぽろ」「さんふらわあふらの」は、来年春から夏にかけて新造船に更新される予定です。

新造船のプレスリリース情報では、吹き抜け構造のプロムナードやパブリックスペースの大幅拡充等、船が古いことによるデメリットはかなり改善されるようです。

「さんふらわあ」の名に相応しい船となることに期待。

続きを読む "商船三井フェリー 「さんふらわあふらの」(その3)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

商船三井フェリー 「さんふらわあふらの」(その2)

(注)
こちらで紹介している「さんふらわあふらの」は、平成29年5月に引退した旧船です。新造船のほうは別記事で紹介していますのでそちらをご覧下さい。


最上階にある展望レストラン。

1

朝食1050円、昼食800円、夕食1900円で全てバイキング形式。
ランチタイムはコーヒーのみの喫茶営業もしています。

体を動かす機会が少ない船旅だと、それほど食べられないので、朝夕食は高額に感じます。
種類は少なくてもいいので、定食メニューも設定したほうが利用客も増えるように思います。

窓際にスイートルーム利用客用の予約席が設けられていました。

2

ささやかなものですが、上等級客室利用客にこういう付加価値を付けることは大事だと思います。
太平洋フェリーだと、一般客と同様に列に並んで席の順番待ちさせられますから。(困)

ちなみにスイートルームを利用すると3食分のバイキングチケットが付いています。


給湯室。

3

熱湯の出る給湯器が備え付けられていて、主にインスタント食品や飲料を調理する際に利用されます。ここは電子レンジも設置されていました。
持ち込んだものを温かい状態で食べられるのはありがたいです。


展望浴場。

4

スイートルームとデラックスルーム以外の客室にはユニットバスがないので、
入浴はこちらを利用することになります。

浴槽は窓際にあり、湯に浸かりながら外の景色を眺めることができます。
深夜から早朝の間以外は常時開放されているので好きなときに利用が可能。
ボディソープやシャンプー類が備え付けられているので、タオルだけ持っていけば入れます。

洗い場のカランの数は多く、奥にはサウナもあります。
同じ航路のさんふらわあさっぽろはこれの倍近い広さがありますが、あれは例外です。

5

脱衣所も広く、窓際にはデッキチェアが置かれていて、横にはコインランドリーが設置されています。

6


最上階にあるラウンジ。

7

中央にテーブルや椅子が置かれ、窓際にはリクライニングチェアや有料のマッサージチェア等が並べられ、海を眺めながらくつろげます。

カジュアルルームやエコノミールームの相部屋部屋を利用する場合、レストラン以外で食事をとろうとするとここくらいしかありませんが、繁忙期だと乗客が多くなるため、席を探すのに苦労するかもしれません。

8

奥のカウンターは、カフェか何かがあったような造り。現在は使われていないようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

商船三井フェリー 「さんふらわあふらの」(その1)

(注)
こちらで紹介している「さんふらわあふらの」は、平成29年5月に引退した旧船のほうです。新造船のほうは別記事で紹介していますのでそちらをご覧下さい。


北海道からの帰りは、商船三井フェリー株式会社の「さんふらわあふらの」に乗船。

Img_3234b

今はない東日本フェリー株式会社の「へすていあ」として1993年に建造された船で、2007年に移籍し、「さんふらわあふらの」に改名されました。

旅客設備が簡素化されている深夜便の2隻は置いておいて、商船三井フェリー夕方便のもう一隻の「さんふらわあさっぽろ」とも、20年ほど使われている船なので、乗ってみると古さを感じます。

そして、発着時刻や港までの交通費等を総合的に考えると、他社の北海道行きフェリーを利用する場合と料金はあまり変わらないため、割高感があります。


徒歩客の乗船口から案内所のある階へ上がるエスカレーター。

Img_5450b

船の客室がある最下層とフェリーターミナルの乗船口の高さが異なるため、船に乗り込んだ後にエスカレータで一階層上がることになります。

これとは別にエレベータも設置されているので、足の不自由な人や車いす利用の人も船への乗船は可能です。
ただ、バリアフリー対応の他社の最近の船と違い、対応トイレは設置されているものの、移動できない階があったり、客室が対応していなかったりするので、乗船を検討される際は、しっかりと事前確認したほうがよいでしょう。


案内所。

Img_5395b

ホテルのフロントみたいなもので、船内の案内や、ドライヤーや双眼鏡、個室向けDVDの貸出も行なっています。


案内所の左右には売店とシアタールーム。
どちらも船の規模からすると小さめ。

Img_5400b

北海道や茨城県の土産物や船旅で使いそうな日用品、食料品が売られています。


シアタールーム。

Img_5419b

乗船中二回映画が上映されます。

Img_5399b

個室のテレビでも同時に放映されるので、個室利用者は部屋で鑑賞できます。


中央の階段を挟んだ反対側に並ぶコインロッカー。

Img_5396b

コイン返却式なので何度でも出し入れが可能。
料金の安い雑魚寝部屋や寝台部屋は共用部屋なので、貴重品はここに預けておくのが無難です。


最近では、航海中に船内でイベントが開催されるフェリーが散見されます。

Img_5401b

開催頻度は毎晩のところもあれば、ここのように月数回のみというところもあります。


中央の階段の周囲にはソファーがいくつか置かれています。

Img_5403b

レストスペースはここと最上階のラウンジしかなく、同じ夕方便の「さんふらわあさっぽろ」と比べても少ないですね。


キッズランド。

Img_5408b

Img_5448b

キッズを遊ばせておける部屋。
部屋の隅には遊具が置かれています。
ただし、壁や床はクッション材で保護されていないので、元気はほどほどに。


ゲームコーナー。

Img_5443b

2区画分のスペースにスロットやクレーンゲーム等の様々なゲーム機が置かれています。
利用者の姿を見ることはほとんどなく、航行中ずっと解放されているので、電力の無駄遣いをしているように感じます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »